梅雨明け後の 猛暑も辛いけれど、少しは楽しみも

豪雨に苦しめられたけれど、ようやく梅雨明けのニュースが届き始めた。今度は猛暑が辛い。それでも、夕焼けが一番美しいといわれる真夏。

私は燃えるような真夏の夕焼けが好き。清少納言に「情緒がない」と叱られるかもしれないけれど・・・。( 彼女に ばったり出会うこともないから、ま、いっか )。

「太古の昔から今日に至るまで、ふと作業の手を止めて、こうして綺麗な夕焼けを眺めた人達もいたかしら?」などと思いを馳せる。現在はコロナが悩みの種だけれど、なかなか太刀打ちできないような 天変地異や疫病などの苦悩を抱えながらも、それぞれの時代の人達も頑張ってきたのだろう。

 

谷川俊太郎さんの言葉が浮かぶ。

【 山川草木が自然なら、ブラックホールも自然です

鯨が自然で、ウィールスも自然

ホモサピエンスの私も自然

 

老いたおかげで死ぬのも自然

未来はどうやら底が抜けている 】

 

谷川さんの言葉は続く。

【 88歳の私にとっては COVID-19 の脅威よりも、自分の心身の老化の脅威の方が身近なので、日常に特に変化はありません 】

 

う~む。人生の遥か先を歩まれる詩人の言葉は 深い。

 

そういえば、2年前にも谷川さんのことを書いていました ↓

yugure-suifuyou.hatenablog.com

 

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