愛しさと 切なさと(その2)

★昨年(というか、毎年毎年)の今頃、娘の小焼けは、夏休みの課題のラストスパートをかけていたはずなのに、今年はもう とっくに新学期が始まっている。あまりにも短い夏休み。その割には多かった宿題と部活。

9月の声もすぐそこまで届いているけれど、今なお 38℃越えの地域もあるとか。暑過ぎる。おとなも子どももみんな大変。頑張るのにも疲れてきた・・・。

 

【2波がきた東京のパパが帰れないぼくの頭の半分はパパ 】(藤枝市) 石塚文人さん(小4)

文人君、パパが大好きなのに会えないのねぇ・・・。愛おしくて切ない。コロナが憎い。 

 

★先週、新学期が始まったという TV ニュースを見た。小学校に取材に行き、クラスの児童の熱分布状態をサーモグラフィーを使って映していた。教室の後ろにはクーラーがあるけれど、最前列と窓際の児童達は、顔も体も(熱分布では)真っ赤になっている。

男の子がインタビューに応えていた。「クーラーがついていても、換気のために窓は全開なんで、熱風が吹き込んでくるし日も当たるし、マスクもしてますし、くらくら~としそうです」。彼がどれだけ大変か想像がつき、おばちゃんは かき氷をどっさり差し入れしたい気持ちに駆られる。(ギンギンに冷えたビールをプハァと飲んだらさぞ美味しいだろうとは思うけれど、まだ小学生だものねぇ)。しかし、彼はとても落ち着いて穏やかに話す。その様子を見て、先日のブログに暑さへの愚痴を書き連ねていた私は自分を恥じる。「なんか、ごめんね」

 

こんな夜は、大好きな友達の 優しい歌声を聴きながら眠りにつきたい

弾き語り コクリコ坂から さよならの夏

 

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