七夕の願い

2018年7月22日

新聞の歌壇に次のような一首が載っていた。
詠み人の了承を得ていないので、そのまま書き写すことはできないが、 七夕の短冊に幼い文字で 「となりの おばさんが ひっこしますように」と書いてあった という内容。

 

やっと文字が書ける年齢の子なら、欲しい物もたくさんあるでしょうに、 それよりも優先順位の高い「となりのおばさん」ってどんな人だろう……。う~む。

 

ひと昔か ふた昔前は、自分の子も よその子もみな同じで、悪いことをすれば、大声で叱る おじさんやおばさんがいたらしい。
子ども心には、怖くて口うるさく思えても、 自分がおとなになってみると、 そうやって 世の中のマナーやルールを教えてもらったのだと 気付くとのこと。

この歌にあった「となりのおばさん」が、そんな人であったなら、 短冊に願いを書いた幼子も、いずれ理解して感謝する日がくるだろう。

 

しかし、こんなご時世……。

TVが取材にくるほどの「騒音おばさん」や 耐え難い「ゴミ屋敷おばさん」だったら、 この子の願いを叶えてあげたいなぁ。

・・・なんてね。 私の頭の中を 想像だか、妄想だかが暴走する。

 

それにしても、 暑いですね。 くれぐれもご自愛ください。
……って、誰に言ってるんだろう? 私。