Aさんと T さんと バッハとセロトニン

2019年3月4日

Aさんと T さんの歌声や演奏を 1 日の終わりに聴くのが楽しみだ。 ライブも楽しいが、間に合わなかった時は録音で聴く。


聴きながら、「はぁ~、幸せ」という感覚がじわじわと湧いてくる。
この時、私の脳内は 幸せ物質のセロトニンで溢れているに違いない。 今なら、家族にどんな願いごとを(後できっと後悔するような)されても優しく「いいよ」とOKしてしまうだろう。

 

どうして、こう心地良いのだろう?
ふと考える。 音楽なら何でも良いのではない。好みでないものが流れてくると、苦痛にさえ思える時もある。
「好きなメロディーラインと詞のせいかな?」と思い、Aさんや T さんが歌われていて、私も好きな曲をYou Tube で聴いてみた。こんなにたくさんの人がアップされているのね。 皆さんのそれぞれの個性が光っている。素敵。


でも、でも・・・あれ? 私の脳内セロトニンは?

で、また、Aさんや T さんの録音に戻って、同じ曲を聴く。

やっぱ、Aさんや T さんの歌声は ええのぅ~・・・(と思わず、おじさん化した私が顔を出す)。

Aさんや  T さんの表現力も素晴らしい。 はぁ~、落ち着く~。 いつもと違う優しい私がここにいる。 セロトニンの海で溺れそうになる。 今なら、何を頼まれても良くってよ♪ 

 

なんでこうなるの?  その時、思い出した。
「どんなに泣いてる赤ちゃんでも、全員がぴたりと泣き止むことができる」ということを、大人数の赤ちゃんで検証したTV番組があったことを。

テレビスタジオでは 70人以上の赤ちゃんが泣き叫んでいる。お母さんがどんなにあやしても泣きやまない。 なんだか可哀想になる。


そこに、TVモニターから、タケモトピアノのCMが流れ、財津一郎さんの歌声が聞こえてくる。バックダンザーの女性達と一緒に 楽しげにダンスもされている。
すると・・・なんと、全員が!! ピタリと泣きやんで、歩ける子はよちよちとモニターに近付いて行くではないか。 すごい!

 

どうやら、CMから流れる音声と 赤ちゃんが心地良い周波数とが一致しているらしい。
ということは、Aさんや T さんの歌声の周波数が、私にぴたりとくるの?
学生時代に、疲れた時には バッハをよく聴いていた。何故だかわからなかったけれど,

心地良かった。

 

時は流れ、今、Aさんと T さんと バッハが 私の中では同列に並んでいる。
はぁ~、心地良い。
幸せですじゃ♪