改名と命名

2019年9月9日

クローズアップ現代」で改名を取り上げていた。

改名する人は年間4000人以上で、平均すると1日に11人の割合になるという。

改名の理由も様々で、「キラキラネームが嫌」「出家した」「トランスジェンダー」「漢字を正確に読んでもらえない」「辛いことが多いから、運を開きたい」等。


 心に残ったのは「幼少期に虐待をされた。その親が呼んだ名前ではない 自分になりたい」というものだ。 切ない。

改名後の感想は「新しい自分の誕生」との意見が多かった。「呪いがとけて人生が開けた」と笑顔で語る人もいた。  なるほど・・・。

 

私の名前は どのようについたのだろうと両親に尋ねたことがある。

母はあっけらかんと答えた。「ジャンケンよ」。

えっ!? ジャンケン!

 

実は、父と母が名前の候補をそれぞれ考えたらしい。(「父の考えた名前の方が、たお

やかで良かったな」とも思ったが、母が勝ったので幻で終わった)。

 

父も母も、我が子の幸せを願って一生懸命 考えてはくれたのだろうが、最後の決定がジャンケンって・・・。

私の このおちゃらけた性格のルーツを見た気がした。