twitter の件、ありがとうございました

道に倒れて誰かの名を呼び続けていたら、twitterにも はてなブログにも、手を差し伸べてくださる方達がいらして、本当に心強く ありがたく思いました。また、twitter のDMや、はてなブログでの非公開コメントにて、アドバイスや体験談をお話しくださった方達もありがとうございました。皆様に感謝申し上げます。

 

皆様から教えていただいたことを実行した後に、『セキュリティの不安が残る時は、twitterは 一旦 退会した方が安心かも』というアドバイスにも従おうと思いました。それで、またまたパスワードの変更(いったい何回変更したことやら・・・)を求められるのを覚悟で、退会手続きの為にログインしようとすると、あら?? すんなり入れました。

 

なんで~?! どうして~?!と問えども、返ってくるのは こだま ばかり・・・。

『こだまでしょうか? いいえ誰でも』(←金子みすゞさんの詩をお借りしました)

 

どうしてあのような状態になったのか、原因を知りたいのですが、『ひとまず元通りになったから、ま、いっか♪』と、お気楽な性格が再び顔を出します。(このところずっと悲嘆にくれていたのにね)

 

しばらくすると、ゆっくり回転する頭の中に 閃くことがありました。『皆様からいただいたアドバイスを実行した結果、直った可能性があるけれど、或いは もしや、twitter のスタッフの方が、私の問い合わせに 対応してくださった可能性もあるのかしら?』

前回のブログで、『問い合わせ項目欄に 内容を変えて 3 回ヘルプをお願いしたのに、自動応答しか返って来なかった』と いじけていましたが、『アカウント乗っ取りの可能性があるので、即、パスワードを替えて』という応急処置をひとまず 自動送信して、その後、スタッフの方が私の問い合わせ文を読んで対応してくださったのでは?という気もしてきました。

センターにはヘルプを求める数も多いでしょうから、数日を要するのは当然だったのかもしれません。もし、そうなら、ヘルプセンターのスタッフの方にお詫びとお礼を申し上げなくては。 いじけてごめんなさい & ありがとうございました。

 

私のこの度の経験としては、『twitterがなんか変』と思われたら

① ヘルプセンターに、どんな現象が起きているかを書いて送信する

②「パスワードを変更してください」との自動応答メールがすぐに届くので、クリックしてパスワードを変更(これで解決した方もいらしたようです)

Twitterに連携しているアプリを外す(これで解決した方もいらっしゃるとか)

④ メールアドレス登録ではなく、スマホの電話番号を入力して登録する。( 解決した方もいらっしゃるようですが、私はスマホの番号は登録したくなかったので、メールアドレス変更だけしました)

⑤ もしも ②③④で改善が見られない状態が続いても、道に倒れてTwitterやブログで泣き言を言わず、いじけもせず、( だぁれ?) 一週間くらい じっと待つ

⑥ ある日、突然、元に戻る。 なんで~?! どうして~?!と叫ぶ

⑦ おしまい

 

上記のことは、あくまで私の憶測です。じっと待っても直らなければ、一度退会して新しいアカウントを作るのが安心らしいです。( 30 日間は同じ名前で作成できないけれど、退会を後悔したらキャンセルして元に戻すこともできるとか )。ヘルプによれば『twitterルールに違反するようなことをして、凍結された場合には、永久に(!) 元に戻らないし、新しいアカウントも作成できない場合もある』らしいです

 

そうそう、まだログインできない状態の (乗っ取られていた?) 時、新しいアカウントを作成してみたのですが、なんか表記が変でした。まず英語表記が先に現われ、その後で和訳が出るのですが、その和訳が たどたどしくて面白かったので、ここに書いてみます。左側がいつもtwitterで見ている言葉で、右の(  )内が和訳です、twitterを使っていらっしゃる皆様の中で(  )内の表示が出る方がいらっしゃいますか?

★自分のプロフページ、左側の列  

もっと見る →(もっとその)

ツイートする →(つぶやき)

★正面プロフィール写真の下

いいね → (好き)

★正面写真の上

 プロフィール写真を削除しようとすると (どうしたんですか?) という文章が現われて、削除できない。おーい。

★退会する際、『もっと見る(もっと)』→『アカウント』→『アカウントの削除』と進みたいのに無い!! えー、このテストアカウントは削除できないの?と焦る。 結局、これかな?というもの(漢字で数文字? ← ここはスクショを撮り忘れました)をクリックしてみると、新しく作成したテスト用アカウントは無事削除できました

 

 

新聞の歌壇に 微笑ましい短歌があったのでご紹介です

【えんぴつをけずると なまえのじがきえて やまぞえそうすになってしまった】奈良市:やまぞえそうすけ君

そうすけ君、可愛いなぁ。鉛筆を握りしめて 丁寧にノートに書いている姿が目に浮かびます。なまえが消えるのは寂しいけれど、消えた分だけ、新しい漢字を覚えたり、計算が速くなったりしてるのよね。

 

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道に倒れて 誰かの名を呼び続けている3日間です。どなたか救いの手を(祈)

Twitterにログインしようとすると、3日前から【通常とは異なるログイン操作が行われました。アカウントを安全に保つため、電話番号かユーザー名を入力し、ご本人確認してください。】というメッセージが出始めた。

本人確認をするとログインはできるけれど、いったんログアウトすると、再び同じ状況になり、またパスワードを変更しないとログインできない。 

あら? 何ごと?? ( 後々が大変なことになるとは、この時の夕暮れは まだ気付いていないのであった。 ← サスペンスドラマのナレーション風 )

 

Twitterのヘルプを見ると、一番下に『センターへの問い合わせ』があった。その中の『ログインとアカウントの問題が発生した』を選んで、状況を書いて送信する。暫くすると返信が届いた。『パスワードを変更してください』。なんという、そっけない自動応答。(もうそれは試してみたよぉ~) う~ん。

 

更にヘルプ欄を読み進めると『アカウントを乗っ取られた可能性』があるので、パスワードの変更を求めて、私のアカウントを守ろうとしてくれている感じはする。でもねぇ、本人確認を済ませているのに、どうして毎回上記の警告が出て、また新たなパスワードを考えなくちゃいけないの? メモはしたけど数が増えて、どのパスワードが最新か迷うじゃありませんか。それでなくても忘れっぽいのに。

 

 別の項目を選んで、合計 3 回ヘルプセンターに問い合わせたけれど、いずれも自動応答のみ。あらぁ、あんなに事細かに書いた私の文を全然読んでないのね?(『なるべく詳しく状況を記入してください』ってあったのに・・・)。まあね、世界を網羅する twitter 社としては、一人一人の質問・依頼文をいちいち読んで返答することはできないわよね。さすが効率良いシステムだわ(褒めてません。いじけてます)

 

更に調べると『アカウントが凍結あるいはロックされた』という項目があった。『異議申し立て』をするとスタッフの方に対応して貰える可能性がある。しかし【現在、凍結またはロックされたアカウント以外のアカウントにログインしています。このリクエストを送信するには、ログアウトしてから、凍結またはロックされたアカウントにログインしてください】と表示され、送信できない。・・・ということは、『凍結・ロックはされてなくて、セキュリティ関連でログインできなくなっているらしい』ということだけは確認できた。

 

twitter社のヘルプは一旦あきらめて、ネットで対処法を検索する。おお!すごい数がある。参考にしながら下記のことを試してみた。

  • PCの不具合?・・・スマホタブレットでログインを試みる( 結果:× )。ということは、PCの twitter をアンインストールしても効果はない
  • ブラウザ 3 種類で試してみる( 結果:× )
  • 新しいアカウントを作成してみる。(結果:作成はできるが、2 回目からのログインは 毎回パスワードの変更が必要)
  • 退会して30日後に新しく作る? ( 友達との楽しい会話が全部消えてしまうのでまだ実行する勇気がない)
  • 連携しているアプリ (はてなブログツイキャス)を解除( 結果:× )

 

う~ん。どうすればいいの? ふと気付く。私は 家電製品の取扱説明書も 家族に読み聞かせしてもらう他力本願。 いいこと考えた!(という時は大抵悪いことを考えている)

このブログを訪問してくださった皆様のお力をお借りしよう ♪ 

 twitter のスタッフに連絡がつく方法をご存じの方か、同じような体験をなさった方がいらっしゃったら、教えていただけませんか?(私のブログのコメント欄は非公開設定にしてありますので、「非公開で」と添えていただければ、公開しませんので。また、はてなブログの登録をなさってない方もコメントできる設定にしてあります。コメントをお書きくださるに当たって、「URLの記入」などもありますが、テストをしてみたら「お名前(ニックネーム)」と「コメント」の二つの記入だけで届きます。(ロボットでない証明に写真チェックはありますが)。

 

道に倒れて 誰かの名を呼び続けている3日間です。はぁ、疲れ果てました。 どうぞよろしくお願いいたします

 

f:id:Yugure_Suifuyou:20200913223619j:plain← 3 日間こんな感じです

 

   f:id:Yugure_Suifuyou:20200913223812j:plain← いつもならこんな感じの私です(大嘘をつきました)

 

えっ、学年トップ!?  お気を確かに・・・。

最近、塾のチラシがよく入っている。夏期講習の後は 後期受講生募集が始まっているらしい。9 月は無料体験とうたった塾もある。

娘の小焼けは、今まで一度も塾に行ったことがない。本人が言うには、ひいおばあちゃんから手ほどきを受けて、3 歳から始めた○○○ ( お稽古事) が大好きなのだけど、部活もあるし、学校の宿題もあるし、塾に行くと平日の練習時間がとれないのが嫌なのだそうだ。

 

「でもねぇ、受験生だし、塾のこと、そろそろ考えてみたらどう? 仲良しだった先輩のE 君と同じ高校に合格するには、入試の傾向と対策も必要かもよ」と勧めてみる。すると、「お母さん、知らないの? 私、この前のテスト、学年でトップだった ♪ 」と言う。 えーーー! そんな めでたい話、なんですぐに言ってくれなかったのよ。腰を抜かして喜んだのに。 小焼けは続ける、「( 学年でトップだった ♪ ) Mちゃんと仲良しだから、わからないとこは教えてくれるし、先生にも質問に行くし、家でも、聞けばお母さんが ( 参考書を見ながらでも ) 教えてくれるし、なんも困ってないよ」・・・なぁんだ、「学年でトップだった ♪ 」のは M ちゃんね。妙なマをとらないでよ。紛らわしいなぁ。

 

※ 先輩の E 君との恋バナは ↓ こちらです。Mちゃんも登場します 

yugure-suifuyou.hatenablog.com

 

私が、捨てずに置いていた複数の塾のチラシを眺めていた小焼けが言う。「大発見だ。これらの塾の、ΔΔ高校 ( E 先輩の高校 ) 合格者の数を合計すると、定員を 100 人くらいオーバーしてるよ」。 ふむ。春期・冬期・夏期講習や入試直前コースだけ受講した人達の数も『当塾の難関高校合格者数』に含まれているのねぇ。各塾が効果的宣伝になるよう工夫をされている。

 

小焼けは「ねぇ、知ってる?東大生の 7 割は、自分の部屋じゃなくて、リビングで受験勉強してたんだってよ」と続ける。そういえば、小焼けも自分の部屋があるのに、帰宅後はずっとリビングにいて勉強したり、寛いだりしている。

ん?? ちょっと待ってよ。突然、疑問が湧く。それって、既に東大に入っている人達に質問してるよね? だから『東大生の 7 割』になるけど、『全国の受験生の内、リビングで勉強した人の 7 割』が東大に合格した訳じゃないよね? えっと、この考え方あってる? はぁ、混乱してきた。 小焼け、やっぱ塾に行ったらどうよ?!

 

その夜、ベッドの中で ふっと思った。『小焼けがリビングにずっといるのは、家族の気配が感じられる所に居たいからだろうか?(年齢的には、家族の存在が時にはうっとおしく、自分の部屋にひとりで居たい頃ではないかと思うけれど )。 人は誰もが、ひいおばあちゃんのように、天寿を全うして安らかに旅立てる訳ではなく、事故や災害で命を絶たれることもあり、予想だにしなかった別れが、ある日突然やってくると、幼くして体験してしまったことが、心の奥底にあるのだろうか? そう思うと不憫で愛おしい。胸の奥がざわざわとする。

 

「ううん」と、もうひとりの私が打ち消す。「リビングにいると勉強がはかどって、将来は  ( 7 割の人が ) 東大に入れる」と半ば本気で思ってるだけなんじゃない?」 願わくば、こちらの方であって欲しいな。 お気楽・ご陽気が我が家のモットーです

 

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どうしようねぇ・・・という話と、「可愛いね」って言ってくれたのよね?!の話

★特別警報が出るほどの大型台風が近づいています。進路にあたる地域の皆様はさぞ不安で ご心配でしょう。くれぐれもお気をつけくださいね。大変な事態にならないようにと祈っております。

 

( さて、ここからはいつものタメ口 ブログ に戻ります。『こんな口調で書いていいのかしら? 読んでくださる方に失礼ではないかしら?』と気にはなっているのですが、どうも丁寧に書けなくて・・・。すみません)

 

今回来る かつてない威力の台風に対して、我が家でも万一に備えておこうということになり、準備しておかねばならないことや、必要な物のチェックリストを作り、昨日 買い物に出かけた。ここは台風の進路からは かなり離れている地域なのに、養生テープは売り切れ、パン売り場も空っぽでびっくり。あっ、非常食になりそうなクラッカーが商品棚に残っていた! 停電してもこれでカナッペが作れる。 クリームチーズ・生ハム・アボカド・ミニトマト・スモークサーモン・レタス・タマネギなども買って帰った。

 

部活から帰ってきた 娘 (小焼け) が「カナッペを作って、少し食べようよ」と言いだした。「少しだけね」と クラッカーに上記のものをトッピング。

「美味しいね」「うん」などとおしゃべりしながらつまんでいたら、あら? 全部食べちゃった! 非常食が無くなった・・・。どうしようねぇ。

 

★ ヘアーサロンの帰りに 近所の年中さん ( 5 歳) に出会った。にっこり笑ってくれるので「髪切ってもらったのよ」と言うと、「可愛いね」だって。

えっ! 今、「可愛いね」って言ったよね?! 私のバッグを見て「皮 良いね」って言ったんじゃないよね?

こういう男の子と、将来人生を共に歩む人は幸せだなぁ。

 

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↑ フリー写真館の「チョコラテさん」の作品をお借りしました

 

ところで、無事に辿り着けたでしょうか?

新聞のチラシに、クリーニングの割引きのお知らせがあった。今までお願いしたことのないお店だったけれど、30%オフは嬉しい。LINE 会員になると更にクーポン券が使え、お店のポイントも付き、PayPayキャンペーンもあるそうな・・・。

行かねば! これを見過ごしてはならぬ! と 心の内から叫び声が聞こえる(誰やねん?) 

地域名でおおよその場所はわかるけれど、そちら方面には疎く、何度か車で通り過ぎたことがある程度。でも、お店の人に教えてもらえればすぐに分かるだろうと 軽い気持ちで電話をかける。スマホや車のナビを使えば 行けるかもしれないということに、その時は頭が回っていなかった。相変わらずネジがゆるんだ頭だ)

 

優しい声の女性が電話に出られた。

★お店の方:「はいはい、ウチの店(取次店)の場所ですね? えっと、どのようにお伝えしたらいいかしら? 大通りから外れた、ちょっと見つけづらい所にあるんですよ。私、車を運転しないので、道案内が下手かもしれませんけど、いいですか?」 

☆私:「はい、目印になるものを教えていただければ行けると思います」

★お店の方:「セブン・イレブンがありますでしょう?」

☆私:(そのクリーニング屋さんのある地域のセブン・イレブンを思い描きながら)「はい、わかります」

★お店の方:「そこを ずーっと真っ直ぐに来られましてね、それから左に曲がります」

☆私の心の声:(えっ、どちら方面に向かって『ずーっと まっすぐ』??)。質問する私に、お店の方は優しく言われる。「近くに○○○(公共機関)がありますよ」。 

う~ん。○○○は知っているけれど、私のイメージしたセブン・イレブンの近くではない。もしかして違うセブン・イレブン? 私は混乱する。

 

☆私:「では○○○に駐車して、辺りを見渡せばお店の看板が見つかりますか? 歩いて行けますか?」

★お店の方:「いえいえ、歩くと かなり距離がありますよ。○○○から どんどんどんどん進んでですね・・・」

☆私の心の声:(えっ、どちらに向かって、どんどんどんどん進めばいいの?)

私の戸惑いを知ってか知らずか、相変わらず優しい声で おっとりと説明してくださる。

★お店の方:「川沿いに進むのですよ」

☆私の心の声:(えっ、川がある??)うーん。そこはどこ? 頭の中でもつれた糸が更にこんがらがる。無事に辿り着ける自信がなくなってきた。

★お店の方:「ごめんなさいね。説明が下手で分からないですよね。そしたらですね、ウチはチェーン店なので、他にも ΔΔ 店がありますよ。そこは大型スーパーの中なのですぐに分かるし、駐車も楽だし、ウチと違って𡈽・日祝日も営業していて、閉店時間も遅いので便利かと思いますよ」と、丁寧に他のお店の利点まで紹介してくださる。私は電話口の この親切な女性のお店の売り上げが心配になってくる。

 

☆私:「せっかくここまでご親切に教えていただいたので、お宅のお店をなんとか探して持って行きます」

★お店の方:「あらぁ、そうですか? ありがとうございます。なんかすみませんねぇ」

電話を終えて、なんだかほっこりした。優しい人との会話には柔らかな風が吹いている。幸せな気持ちになる。

 

ところで、私は無事に その女性のお店に辿り着けたでしょうか? (なんで、ここでブログを終わるねん?)

 

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愛しさと 切なさと(その2)

★昨年(というか、毎年毎年)の今頃、娘の小焼けは、夏休みの課題のラストスパートをかけていたはずなのに、今年はもう とっくに新学期が始まっている。あまりにも短い夏休み。その割には多かった宿題と部活。

9月の声もすぐそこまで届いているけれど、今なお 38℃越えの地域もあるとか。暑過ぎる。おとなも子どももみんな大変。頑張るのにも疲れてきた・・・。

 

【2波がきた東京のパパが帰れないぼくの頭の半分はパパ 】(藤枝市) 石塚文人さん(小4)

文人君、パパが大好きなのに会えないのねぇ・・・。愛おしくて切ない。コロナが憎い。 

 

★先週、新学期が始まったという TV ニュースを見た。小学校に取材に行き、クラスの児童の熱分布状態をサーモグラフィーを使って映していた。教室の後ろにはクーラーがあるけれど、最前列と窓際の児童達は、顔も体も(熱分布では)真っ赤になっている。

男の子がインタビューに応えていた。「クーラーがついていても、換気のために窓は全開なんで、熱風が吹き込んでくるし日も当たるし、マスクもしてますし、くらくら~としそうです」。彼がどれだけ大変か想像がつき、おばちゃんは かき氷をどっさり差し入れしたい気持ちに駆られる。(ギンギンに冷えたビールをプハァと飲んだらさぞ美味しいだろうとは思うけれど、まだ小学生だものねぇ)。しかし、彼はとても落ち着いて穏やかに話す。その様子を見て、先日のブログに暑さへの愚痴を書き連ねていた私は自分を恥じる。「なんか、ごめんね」

 

こんな夜は、大好きな友達の 優しい歌声を聴きながら眠りにつきたい

弾き語り コクリコ坂から さよならの夏

 

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愛しさと 切なさと

時間のやりくりが下手な私。それでも、眠る前のひとときだけは『自分の時間』にして、音楽を聴いたり、本・ツイッター・ブログなどを読みながら、あれやこれやと思い描く。 1 日の終わりの ささやかで贅沢な楽しみ。

 

★今回は新聞の歌壇を読み返す。日常の ひとこまが詠われているのだけれど、ご夫婦として積み重ねてこられた年月が 浮かび上がり、感銘を受ける。

 

☆【明け方に認知症病む夫の手が吾のふとんを掛けてくれるなり】 (高槻市)  竹中史子さん

選者の高野公彦さんの「評」に【病んでも優しい夫】とある。お連れ合いは認知症を病まれてしまわれたけれど、長年寄り添っていらしたご夫婦の情愛が伝わってくる。温かい。愛おしい。切ない

 

☆【終末の近づく妻を撮りをれば頬にゆび当てほほゑみ呉し】(浜松市)  松井 恵さん

選者の永田和宏さんの「評」が胸を打つ。【哀しい歌だ。遠くない別れを意識しつつ、奥様も最期の微笑みは美しかったことだろう。そのさり気ない所作にすべての感謝と愛情が籠っていた筈である】

同じく歌人であった河野裕子さん永田和宏さんの奥様)が亡くなられる前日に詠まれた句が蘇る。【手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が】 

旅立たねばならない人の「思い」。見送らねばならない人の「思い」。切ない。 

 

★上記の竹中さん・松井さん・永田さん、それぞれのご夫婦の姿に思いを馳せていると、17 年前に知り合ったご夫婦のことを思い出した。

私達が結婚して暮らし始めた家のお隣さんは、当時 70 代のご夫婦だった。気候のよい時期には 開け放った窓から、奥様がお連れ合いにかけられる声が時折 聞こえてきた。「~なさいますか?」など、『美しい言葉遣いだなぁ・・』と思いはしたけれど、23 歳で学生時代の友人と結婚した私は、夫にはずっと友人口調のままで、到底、真似ができなかった。

ある日(休日の午前中)庭で洗濯物を干していると、お隣からガチャン!!という大きな音がした。何ごとかと心配になって 音のした方に近付いてみると、低い垣根越しに お隣の奥様と目が合った。驚いた顔をされた後に 恥ずかしそうにこう言われた。「驚かせてしまったわね。私、むしゃくしゃすると、こうしてお皿を思いっきり叩きつけて割るのよ」

その言葉を聞いて 私はなんだか ほっとした。そして 50 歳も年上の女性の胸の内を思った。長年、お連れ合いを立てて 従ってこられた中にも、押さえた感情が爆発することがあって当然。お皿を叩きつけることで 心のバランスをとられているのですね。よかった・・・。現在は 80 代後半になられていると思うけれど、時々はお皿を思いっきり割りながらも、お元気に過ごされていますように(祈)

 

私が ツイッターやブログでの投稿を楽しみに拝読している方達の中のお一人に(id:CountryTeacherさんがいらっしゃる。思春期 真っ只中の二人のお嬢さんの姉妹喧嘩と、ついつい巻き込まれてしまう(id:CountryTeacher) さんと奥様の姿がユーモラスに(その時のご本人達は大変かもしれないけれど)綴られてる。

私は思う。『嫌なことは嫌と言える環境・生活は素敵だな』

 

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