GWにTV録画を見る(その① タイムカプセル)

2019年5月5日

GWなのに、娘の部活があるので遠出ができない。
しかし、たっぷり恵まれた時間の中、私は「したかったこと」をこなしている。

といっても、それらは 他愛も無いもので「アラームなしで、自然に目覚めるまで眠る」「会いたい人達に会う」「ちょっと贅沢な食事をする」「部屋の模様替え」とか、そんな程度。

 

したかったことの中に「録りためたTV番組を見る」というのもあった。
私はTVは録画で見る。CMをスキップしたり、忙しい時には早送りで見る。 「このグルーブのダンス、キレッキレッでかっこいいなぁ」と感心していたら、2倍速で見ていただけだったという失敗もあるが・・・。

 

録画の中に、「拝啓 二十歳の自分へ “震災タイムカプセル” 8年目の旅立ち」というのがあった。
東日本大震災の直後、小学校を卒業したばかりの人達が、成人式を迎える自分宛に手紙を書いて,カプセルに入れたとのこと。 今年、タイムカプセルを堀りおこし、その手紙と再開したという内容だった

 

NHKの言葉を借りると、以下のようになる。
【被災によって、彼らは多感な10代を厳しい環境の中で生きてきた。 復興に向けて頑張ると誓い 潜水士となって防潮堤など復興工事に携わる人。 故郷を離れたものの、今も震災の記憶にさいなまれる人。 身近な人の死に向き合えずにいる人・・・。
あれから8年。二十歳という人生の選択の時を迎えた彼らは、震災直後の自身からのメッセージをどう受け止め、どのように次の一歩を踏み出すのか?】

 

私はただただ、画面のこちら側で、彼らにエールを送ることしかできなかった。