幼稚園児の発見

2019年5月10日

「わたし遺産」大賞を受賞された小松さん。
息子さんが幼稚園の時「ママ、『あ』じゃなくて、『お』って言って」と頼まれたとのこと。

小松さんは「当時フルタイムで仕事をする新米ママだった」そうで、時間にも気持ちにもゆとりがなかったとのこと。
それで、マイペースの息子さんに「あっ、また!」とか「あっ!もう!」とか言っていたとのこと。

 

息子さんは気が付いたらしい。
「あ」の後には否定的な言葉が続き、「お」の後には「おーすばらしい」とか「おー頑張ったね」など、相手を認め賞賛する言葉が続くということを。

 

幼い息子さんからのメッセージ。
反省した小松さんは、その言葉を大切なおまじない「わたし遺産」にした、という内容だった。

 

幼稚園の年長さんの、素晴らしい発見。
「あ」の後には嫌な言葉が、「お」の後には嬉しい言葉がやってくる。

 

その話を家族にしたら、さっそく使ってくれた。
「おー、お母さん、また太った?」


・・・・・・・ それって、嬉しい言葉? ったくもう。

あ~たねぇ、幼稚園児のキラキラした綺麗な心を どこに落としてきたのよ?