思いと祈り

★新聞に 白寿の方の言葉が載っていました。

【目的ができたと白寿の祖母の言う プーチンの死をみるまで生きると】神戸市 米谷 茂さん

99歳にしてこの心意気。凜となさって素晴らしい。そして 人生の大先輩にこうまで言わしめるプーチンが憎い。

 

★原爆慰霊祭とお祖父様のことを綴られたpokuchanさんの思いが胸を打ちました。

8月6日は語らないけど - チェロとお昼寝 (o-chancello.net)

pokuchanさんのお祖父様のように、深い怒りと悲しみを一生持ち続けて 亡くなられた方達に 手を合わせながら思いを馳せました。

 

のんち (id:nonchi1010)さんのお母様の 忘れがたい辛い思いです。

ひもじいことは、哀しいこと。 - のんちのポケットに入れたい大切なもの (hatenablog.com)

「あの光景は死ぬまで忘れへん」とおっしゃるお母様の言葉。時が解決することは決してない辛い思いをなさったことに 心が痛みます。

 

a-doll さんご自身の戦争体験記です

子供の頃戦争があった 2 - a-dollのブログ (hatenablog.com)

幾度となく鳴り響く空襲警報。軍隊のようになっていく学校。幼い a-dollさんはどれほど怖く辛かったことでしょう。

 

私の母も 祖母から聞いた話を語っていました。

写真でしか 私は顔を知らない曾祖母は、徴兵された息子が いよいよ日本を離れ 戦地に行く前、数日の帰宅が許された時、「上級兵に 毎日ひどい仕打ちを受けるから、部隊に戻りたくない」と号泣しながら家の柱にしがみつくのを、母親である自分も泣きながら「行かねばならないんだよ」と諭して送り出したとのこと。遺骨も何も帰って来なかったけれど、南の島で食べるものもなく 餓死したのだと、後に曾祖母は聞かされたらしい。

物静かな曾祖母が、自分の命が尽きるまで その日のことを思い出しては語り、涙を拭っていた姿を、私の母も忘れることはないと言う。

「上級兵に酷い目に遭わされる」とはどういうことなのか、敵兵と闘う前に 同じ日本兵同士が?  戦争によって何が起こるのか、幼すぎてよく理解できなかった母は、随分 後になって『人間の條件』(五味川純平)を読んで ようやく少し理解できたような気がする、と言ったことがある。人を鬼に変える戦争がここにもあった。

 

★pokuchanさん、のんちさん、a-dollさん、ご了承も得ないまま 記事のご紹介をさせていただき申し訳ありません。 皆様の綴られた言葉を噛みしめ、思いを馳せながら、切なくて悲しくて無念でなりませんでした。戦争を体験された方達 お一人お一人が、癒されることのない辛い思いを抱えて 一生を過ごされることに 胸が締め付けられる思いが致します。そして戦争への怒りがふつふつと湧きあがってきます。