壊れた?

2019年6月12日

「体組成計が壊れちゃったみたい」と母からライン。
母は毎日こまごまと、体重や体脂肪率など数項目を記録している。

ところが、このところ表示がおかしいとのこと。
「電池交換は?」と問うと「した」。
どんな風におかしいのか尋ねると「数字が上がりっぱなしだもの」と言う。

 

えっ! お友達とのランチや、美味しそうな頂き物の写真を 立て続けに送ってきたのは誰? 随分いろいろと お腹の中に入れて、幸せそうだったよね?

そして、体重が減らない理由の行き着く先が「体組成計が壊れた」?

 

「本気でそう思ってるの?」と聞くと「『本気』と書いて『マジ』と読みます」と返信がきた。(昭和か!?)。 
恐るべしこの positive thinking。 負けました。

 

ところが、数日後 「やっぱり壊れてた」と母からライン。
「ほら、ごらんなさいよ」と言わんばかりに、文の最後に!が3個も付いている。

 

母が言うには、体組成計は更に変になり、続けて測定すると2~3㎏も変化することもあったらしい。それで、ふと思い立って、「お客様相談室」に電話をしてみたとか。

対応してくださった方は、状況を尋ね、考えられる原因を探そうとされたが、今までにない状態らしく、結局、設定をしなおす方法を丁寧に教えてくださったとのこと。
すると、あら不思議、何回量っても誤差が100グラム以内で収まるようになったとか。

 

母は一体何をしていたのだろう?
1日に1回、時間を決めて量ればいいものを、母は体重が増えていると「変ねぇ」と言いながら、体組成計を降りてはまた乗り・・・。
足を置く位置を変えてみたり、重心をずらしてみたり・・・等を繰り返していたらしい。

 

「そりゃ不具合も出るわな」と呟く父の声が聞こえた気がした。